誰でも行ける!世界一周放浪記

フィリピン留学を経て、6月中旬より約1年間世界中を渡り歩きます。その時感じたことを紀行文として記し、皆さんと共有していきたいと思います。

常夏の国フィリピン 2

 フィリピン留学編 2

 

 フィリピンといえば青い海に白い砂浜というイメージが強い。というか私はそう思っていた。だけど、私はビーチには行かないだろう。どうもビーチは苦手だ。リゾートの高級感のある雰囲気に怖気ついてしまう。これは貧乏人の性だ仕方ない。

 

 あとはフィリピンパブのイメージからか香水の香りが私の中ではフィリピンのイメージとなっていた。でもフィリピンではあまり香水の香りはしない。香水は高級品だからであろう。自分で勝手にイメージを作ってしまっていることが多くあるのだろうな・・・。フィリピンに来て自分が固定観念の塊であったと気づく。

 

 でも私はフィリピンという国(といってもイロイロ市にしかいないわけだが)に対してすごく興味を惹かれている。

 

 発展途上の勢いが面白い。

 

 昔から変わらぬスペイン建築と、日本でもそうそう目にかかることが出来ないような大型ショッピングモール。ダウンタウンの混沌さ。カラフルで現代的な看板やポスターに彩られた壊れかけの木造建築物。そして街を活気づかせる大勢の人やジプニーたち。

 

 これが急激に変貌しつつある発展途上国の姿なのだろう。

 決して今の日本では見ることが出来ないであろう姿。そして、今後フィリピンにおいても失われる可能性のあるだろう現在の姿。

 

 私は週末決まって一人であてもなく街を半日ぶらつく。

 どこに行っても感じる発展途上の香り。特に大型ショッピングーモール付近にはビルが建ちはじめ、建造中の建物も目立つ。また繁華街には様々な商店や 露店が立ち並ぶ。車のジャンクショップには、こんなもの商品になるのだろうか?と思うようなものさえ売っている。乗車しているジプニーの速度メーターが壊 れていたり、途中で故障して立ち往生しているものも見つけた。やたらとクラクションはなるし、排気ガスも酷い。でも、スペイン統治時代の建造物は歴史を感 じるし、状態の良いものも多い。ボロボロでガラスが割れていて廃墟になっていてもそれはそれで風情がある。

 

 発展途上国の街には日本ではとうに失われたものが残っている。だから面白い。そう思いながら私は毎週のようにイロイロの街をさまようのであった。

 

 

本日のギャラリー

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フィリピン イロイロ市内:道路沿いの壊れそうな家屋を彩るカラフルな看板たち

 

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フィリピン イロイロ市内:人はもう住んでいないであろう西洋風家屋

 

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フィリピン イロイロ市内:おそらく中華街。でも建造物は西洋風

 

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道路脇で実るバナナ

 

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フィリピン イロイロ市内:人はもう住んでいないであろう西洋風家屋 その2

 

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 荷物を詰め込み走るトライシクル

 

 

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